こんにちは。久々の更新になってしまいました。
先日ふと気になってアメリカ大統領専用車について調べていたのですが、
世界各国の元首/首脳/王室はどんなクルマに乗っているのでしょうか?
今回はG7各国の元首/首脳/王室の専用車をまとめていきます!
※「元首/首脳/王室のクルマ」と記載していますが、必ずしもその国を(憲法上 or 事実上)統治していない方々 (例: 日本の皇室) の専用車もまとめている可能性もあります。
厳密な定義では誤りになってしまうかもしれませんが、あくまで世界の公用車 (Official State Car)をまとめた記事としてお楽しみください。
ちなみに本記事は、Wikipediaの以下の記事を参考に書いています。
日本
皇室(天皇皇后両陛下)のクルマ
トヨタ センチュリーロイヤル (出典: Wikipedia)
まずは日本から!
天皇皇后両陛下の専用車のことを「御料車」と呼ぶようなのですが、
こちらのセンチュリーロイヤルはなんと御料車専用車種。一般販売はされていないワンオフモデルです。
センチュリーロイヤルは4台存在し、それぞれに「皇1」「皇2」「皇3」「皇5」と名前が付いているようです。(上記写真は「皇1」)
4台には以下のような特徴があります。
- 皇1: 標準モデル
- 皇2: 寝台車 (ワゴンタイプで、棺を載せることができるモデル)
- 皇3&皇5: 特装車 (防弾性能を強化したモデル)
ちなみに、皇1の価格は5250万のようです。
首相のクルマ
レクサス LS600h (出典: レクサス公式サイト)
日本の首相は、レクサス LS600h Lを専用車として使用しています。
同社はレクサスの最上級セダンのハイブリッドモデル・LS600hの、ホイールベース拡張版です。
もともとはトヨタ センチュリーを使用していたようですが、燃費やCO2排出量を考慮してLS600h Lに切り替えたようですね。
アメリカ
大統領のクルマ
キャデラック “ビースト” (出典: Wikipedia)
アメリカ大統領の専用車は有名ですよね。
キャデラックのワンオフモデルで、“ビースト” や “キャデラック・ワン” といった名前で呼ばれています。(正式名称はあるのかな…?)
なんといってもその防御力の高さが特徴で、
- 厚さ約14cmの防弾ガラス
- 厚さ約20cmの装甲ドア
- ランフラットタイヤ (パンク時でも一定距離走行できるタイヤ)
- 毒ガス兵器に備えた気密性の高いキャビン
- 最先端の衛星通信設備
- 大統領に輸血するための血液
など、とんでもない装備を満載しています。
世界で最も防御力が高いクルマといっても過言ではなさそうですね。
ちなみに上記のような武装を持ちながら、ビーストは常に2台で走行し、
どちらの車両に大統領が乗車しているのかわからないようにします。
抜かりない…
イギリス
王室のクルマ
ベントレー ステートリムジン (出典: Wikipedia)
エリザベス女王はロールス・ロイス、と思いきやベントレーを愛用しているようです。
上記写真はベントレー ステートリムジンという車両で、イギリス王室向けに2台だけ製造されたものなのだとか。
グリルはロールス・ロイスっぽいですが、ライトにはベントレーらしさが表れていますね。
ロールス・ロイス ファントムVI (出典: Wikipedia)
ちなみにバッキンガム宮殿には上記ステートリムジンの他に3台のロールス・ロイスもありますが、
うち2台はファントム VI、残り1台はファントム IVのようです。
意外と最新モデルはお使いにならないんですね。
首相のクルマ
ジャガー XJ (出典: ジャガー公式サイト)
イギリスの首相は、ジャガーのXJ センチネルを使用しているのだとか。
XJはジャガーの最上級セダンですが、「XJ センチネル」というのはXJの防弾装甲仕様車のこと。
防弾ガラスを装備し、耐爆性能が追加されているようです。
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