トヨタ自動車が新型センチュリーをベースとするワンオフモデルのパレードカーを制作した。
2024年1月13日 (土) 、両国国技館で白く重厚感あふれるボディがまぶしいパレードカーが公開された。トヨタ自動車は、2025年に大相撲が100周年を迎えることを記念して本車両を制作。日本相撲協会が使用し、優勝力士パレードのパレードカーを務めることになる。
従来のパレードカーはトヨタ・クラウンを使用していたが、今回制作構想から携わった宮城野親方 (元横綱白鵬) の「トヨタの最高の車、センチュリーがいい」という一言がきっかけとなり、新型センチュリーをベースとした制作がはじまったという。
今回のパレードカーの制作にあたっては、SUVモデルをベースにオープンカーを作るというデザイン面の課題とともに、後方に力士2名が乗車することを考慮し、後輪部分が沈み込まないよう足回りが強化されている。
純白のパレードカーを初めて目にした芝田山親方は、自身が優勝した際にパレードカーで帰還した思い出とともに「優勝力士の存在感にふさわしい車」との感想を述べた。
新型センチュリーのパレードカーは、2024年1月14日に初日を迎える初場所から使用される。