【閉館理由は?】写真で見る、お台場・メガウェブ (MEGA WEB) – トヨタ シティショウケース編 (@東京都江東区)

メガウェブ/MEGAWEB・トヨタシティショウケース

お台場と聞くと、何が思い浮かびますか?
海浜公園、フジテレビ、タワーマンション、ビックサイト…
人によって答えは異なるはずですが、トヨタのショールーム「メガウェブ (MEGA WEB)」の印象が強い方も多いのではないでしょうか。

お台場観光の重要スポットであったメガウェブですが、惜しまれつつも2021年12月31日で閉館してしまいました。
この記事ではメガウェブの閉館理由をご紹介しつつ、閉館当時の様子を写真とともに振り返ります。

(この記事では、メガウェブの「トヨタシティーショーケース」を中心にご紹介します。
「ヒストリーガレージ」は別記事で紹介していますので、よろしければそちらもどうぞ。)

・トヨタ シティショウケース: 主にトヨタの現行車種を展示しているエリア
・ヒストリーガレージ: 自動車業界の往年の名車をレストアし、展示しているエリア
・ライドスタジオ: お子様向けの運転体験エリア

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それで、メガウェブの閉館理由は?

パレットタウン
メガウェブが入居していたパレットタウン。
お台場海浜公園周辺と並び、お台場の主要観光スポットの1つでした。

結論から言います。
メガウェブの閉館理由は、大型複合アリーナの建設用地とするためです。
1万人以上収容可能な巨大なアリーナで、2025年に完成予定のようです。

ちなみに正確に表現すると、閉館するのは「パレットタウン」。
メガウェブだけでなく、ヴィーナスフォートやZepp Tokyoも閉館してしまいました。
さらに2022年8月31日をもってチームラボボーダーレス、そしてお台場のシンボルたる観覧車も営業を終了してしまいます。

お台場のシンボルが世代交代してしまうのは寂しいですが、もともとパレットタウンは2010年に閉鎖される予定でした。
そう考えると、2022年まで存続できたのはある意味奇跡とも言えるかもしれません。
このあたりの経緯は複雑なので、興味のある方はWikipediaをご参照ください。

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写真で振り返る、メガウェブ

メガウェブと観覧車
メガウェブと観覧車。
お台場で遊んだ帰り、ゆりかもめの車窓から眺めた観覧車が思い出深いです。

りんかい線の東京テレポート駅からメガウェブを目指します。
取材日は雲ひとつない快晴。
広い空と強めの海風が、とてもお台場らしい天気でした。

メガウェブ/MEGAWEB・トヨタシティショウケース
e-com ライドの高架道路。
アトラクションが2010年に終了した後も残されていました。

2階からメガウェブに入ります。
広大な倉庫のような空間で目を引くのが、フロアを横断する高架道路。

この道路は2010年末に終了したe-comライドというアトラクションの名残。
e-comと呼ばれる2人乗りEVに乗車し、自動運転でメガウェブ内のステーション間を行き来することができました。
今思えば、12年以上前に時代を先取りしていたんですね。

メガウェブの展示車用機械式駐車場
展示車用の機械式駐車場。
よくあるタワーパーキングですがガラス張りになっており、駐車中のクルマを外から眺めることができました。

こちらは展示車用の機械式駐車場。
10年ほど前までは、近くの操作パネルで選択したクルマが実際に駐車場から自動で出庫する (そして再入庫する) パフォーマンスを見ることができました。

メガウェブの内部
1階の展示エリア。
取材日は閉館前日 (12月30日) ということもあり、多くの人で賑わっていました。

1階に降ります。
メガウェブのメインフロアたる1階には、ディーラーのように現行モデルが並べられていました。
ほぼすべてのクルマに自由に乗り降りできたので、購入を検討している方はもちろん、クルマ好きのお子様にも大人気。

メガウェブのおクルマ相談カウンター
インフォメーションデスク (おクルマ相談カウンター)

ショールームなので、クルマに関する本格的な相談に乗ってもらうこともできました。
空のスーツケースやベビーカーも用意されており、購入検討中のクルマに実際に積み込んで容量を確認する、といったことも可能。
ディーラーよりもカジュアルな雰囲気の中、じっくりとクルマを検討できる貴重な空間でした。

メガウェブの試乗体験コーナー・ライドワン
試乗体験コーナー ライドワン。
トヨタのスタンダードモデルはもちろん、スープラやセンチュリー、JPN TAXIといった車両も試乗できました。

メガウェブの試乗コーナーは「ライドワン」という名前でした。
トヨタの現行モデルの多くが試乗可能な上、料金も1回300円。
ちなみに閉館前の期間はなんと無料。太っ腹ですね。

メガウェブの試乗エリア
全長1.3kmの試乗コース。
コンパクトながら変化のある運転を楽しめました。

1回の試乗につき、コースを2周します。
観覧車の下を通ったり、ヒストリーガレージ前の噴水を回ったりと、大都心にもかかわらずクルマのさまざまな側面を試すことができました。
以前調子に乗ってハイラックスを借り、まがり道で苦戦したのも良い思い出です。

メガウェブの初代プリウス
取材日には初代プリウスも展示されていました。

現行モデルに加えて過去の名車やレースカーなども展示されており、ミュージアム的な側面もありました。
展示モデルも頻繁に入れ替えられており、いつ訪れても新鮮で楽しい場所でした。

メガウェブのパンフレット
メガウェブのパンフレット。
思い出としてとっておこう…

クルマ好きの大人や子どもに夢を与えてくれたメガウェブ。
1999年から22年間、お疲れさまでした。

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